ホストは本当に稼げるのか?元No.1が語る「稼ぐ人」と「稼げない人」の違い

シャンパン ホストの稼ぎ方・成功術

最近は俳優の山本裕典さんが「山本裕典ホストになる」で話題になったことでも、再び注目を集めているホスト業界。
SNSやメディア出演など、その活躍の場はどんどん広がっています。
そこで今回は【ホストは本当に稼げるのか?】というテーマで、元No.1ホストの経験をもとに「稼げる人」と「稼げない人」の特徴を解説していきます。

ホストって本当に稼げるの?

稼いでいる人と稼いでいない人

ホストで稼げていると言える人は極少数なのが現実。
平均的なラインを月20万円とすると、半分以上は稼げていません。
多くの人がイメージする【給料日に札束を持ち帰る】ようなホストは、ほとんど存在しません。

なかには、遅刻や欠勤で罰金が差し引かれ、給料がマイナスになる厳しいケースもあります。
現在は規制が厳しく、禁止している店舗がほとんどですが、売掛(つけ)をして飲んでいったお客様が期日になっても返済してくれないケースもあります。

売掛を返済されない場合は、担当のホストの給料から差し引かれて、売り上げにも計上されないという事が多いです。つまり売掛は担当のホストのリスクが大きいのであまりおすすめできる方法ではありません。

稼げないホストの特徴6選

稼げないホストには特徴があります。行き当たりばったりで毎日を過ごしていては稼げるわけがありません。自転車もギアが外れたまま一生懸命漕いでいても前には進まないですよね。
ここで稼げないホストの特徴を6つ紹介するので、当てはまっていないか確認してください。

【意識】目先の売上しか気にしていない

長期的な目線を持つことができていない人です。一発稼いで来月で辞めるということなら話は別ですが、まだ働き続けるというのであれば長期的な戦略が必要となってきます。
例えば、無理をさせてはいけないお客様に対して、もう少しでナンバーに入れるからと執拗に煽り次回の来店は無くなってしまうなど。

目の前の100円を拾って、大きな100万円を捨てているようなもの

カイ
カイ

勿論ナンバーをお客様にも意識して貰うように誘導するのも必要ですが、ここでは【絶対に無理をさせてはいけないお客様】という前提なので、余計な指摘はなしで。

【学び】プライドが高く、成長しない

「絶対売れる自信があるのに運が向いてこない」なんて思っている人もいます。
そのように考えている人は圧倒的に努力が足りていないです。
しっかり何故結果に結びつかないのか、周りを【よく見る】【質問する】【考える】これらができていないことが多いです。

売れないのは自分のせいじゃないと他責思考でいるうちは、結果に結びつけるのは難しいでしょう。

プライドが高くて成長しない人の特徴👇

  • 「自分は特別だから売れるはず」と思い込んでいる
  • 結果が出ない理由を環境や他人のせいにする
  • 周りの成功者から学ぼうとしない
  • アドバイスを素直に受け入れられない
  • 失敗を反省せず「運が悪かった」で片付ける
  • 現状維持に満足し、新しい挑戦を避ける

【接客】自分の話ばかりで聞き上手になれない

自分の武勇伝なんかを語り出しちゃう人は最悪です。一般的に接客業じゃなくても嫌われます。
これが通じるのは本当にあなたに興味がある人のみ。
【7割聞いて3割話す】なんて言われるくらい聞く力は大事です。

僕が【聞く】ときに意識していたのは、次に話したい内容を予想して深堀してあげたり、適度なつっこみを入れてお客様が面白いことを言ったかのように演出することでした。

多くの場合女性は自分の話をしたいものなんです。これは、彼女や妻もそう。
極論あなたの話には興味ありません。最高のリアクションをしてあげることを意識してください。

【差別化】キャラづけが間違っている

僕が意識していたのは、周りの人と同じ土俵で戦わないということです。
特別な才能や圧倒的なルックスを持っていない人間が、持っている人間に勝つには人と違う戦い方をする必要があります。

例えば初回での接客も、ベタベタする人が多ければ自分は少し距離を置いて会話の中身に力を入れるなど。

自分のキャラ付というのも大事で、絶対にお笑い系でいった方がいい人がオラオラしていたりすると本当に勿体ないです。

一般的なホストのキャラクター分類👇

キャラクタータイプ特徴向いている人NGパターン
王子様系丁寧・優しい・紳士的な対応清潔感があり、落ち着いた雰囲気の人誠実さがなくチャラいと逆効果
オラオラ系強気・俺様キャラ・支配的言葉が上手く、カリスマ性がある人中途半端にやるとただの怖い人
お笑い系明るく盛り上げ、笑いを取るトークが得意で場を和ませられる人空気を読めない
癒し系穏やか・聞き上手・安心感を与える落ち着いた性格で聞き役になれる人会話が広がらないと退屈に感じられる
インテリ系知的・話題が豊富・落ち着いた雰囲気知識があり会話力に自信がある人知識をひけらかすと嫌味に見える
ギャル男/派手系見た目も行動も華やかで刺激的見た目でインパクトを与えられる人清潔感がないと不快に思われる

【身なり】清潔感がない

ホストにおいて清潔感は一番大事です。接客業で見た目が汚いなんてありえないですよね?
よくいるのが、ヘアメイクしたまま寝て次の日もシャワーを浴びずに少し髪を直して出勤する人なんかもいます。

売れていない人に多く見られますが絶対にやめてください。
お金がないからと、洗濯もまともに回さないなんてことも。
そんなことをしていると負のループに入って一生お金がないままです。

【気持ち】感謝の念がなく、対応が雑

売れていない時期が続くと、初回を連れてきて席についてまた外に出てが当たり前になってきます。そんなダメなルーティンになっている中で、当たり前のように初回について「次があるからいいや」くらいの感覚になってしまっている人もいます。

これは指名が取れてからも同じで、何回か通ってくれると雑になって【お礼の連絡は後でいいや】となって結局起きてからするなんてことも。

カイ
カイ

基本的にお礼の連絡は、送り出して顔が見えなくなった瞬間にしていいくらいです。

稼げるホストの特徴5選

稼げるホストの図解

「どうしたら稼げるホストになれるの?」稼げるホストにはある共通点があるんです。
全員ホストという仕事に真摯に向き合っているということ。
ここでは稼げるホストの特徴を5つ紹介します。

【意識】達成したい目標を持ち続ける

毎日【なるようになる】という考え方ではなく、「今月はいくら売り上げよう」と必ず目標を立てています。日々の行動を考えながら過ごしているので、今月の予定も明確に見えてきてリアルな目標を立てられる。

例えば「今月、〇〇の誕生日だから仲の良い◇◇ちゃんはこれくらいつかいそうだな」といった具合に、要因と、そのお客様がおおよそ使いそうな額の目途が立ちます。
そうして、逆算して【今日の売り上げ目標】をたてていくのです。

一日の目標の例👇

  • 初回のお客様から1人以上送りをもらう
  • 常連のお客様に必ず1件以上電話をする
  • 同伴を1件取る
  • 指名数を〇件以上
  • お酒を最低1本は注文してもらう
  • 小計で1万円を達成する
  • 初回で来たお客様から必ず次回の来店を約束してもらう
  • 先輩から1つ以上「学び」を吸収する

【学び】謙虚で仲間から学ぼうとする

どんなに立場が上がろうと謙虚な人は周りからの信頼も厚くなります。
見ている人からも「自分の立場にふんぞり返らずまだ成長するつもりなんだ」と一目置かれる存在です。

売れている人から「凄いね!これ何か意識したこととかあるの?」など聞かれると嬉しくなりますよね。高慢にならず、常に成長を求め続ける姿勢が大切です。

謙虚な人とそうでない人の違い👇

項目謙虚な人そうでない人
姿勢常に学ぼうとする自分はもう十分だと思っている
他人への態度先輩や仲間からアドバイスを素直に受け入れるアドバイスを無視、反発する
成長意識「まだまだ伸びたい」と考える「売れないのは環境や運のせい」と考える
周囲の印象信頼され「一緒に働きたい」と思われる「面倒くさい」「扱いづらい」と思われる
結果の伸び方継続的に成長し数字に表れる一時的に結果が出ても頭打ちになる

【接客】聞き上手で相手に合わせられる

人の話を聞ける人は、聞けない人と比べて売れていきます。
相手の【話したいという欲望】を叶える事はとても重要だからです。
この時に相槌だけをするのではなく、場を盛り上げるためのリアクションをできる人が本当の聞き上手と言えるでしょう。

あらかじめ、リアクションの種類を用意したり、深掘りして欲しそうなポイントを即座にキャッチできるようになっておきましょう。

カイ
カイ

あなたの返し一つで、お客様の印象もテーブルの雰囲気も変わります。
一つのテーブルを作り上げていくイメージで取り組んでみてください。

【差別化】セルフブランディングが上手い

ホストは見せ方が重要です。芸能人のように、他との違いがあるから目立つし、興味を惹かれるんです。

実際に僕は、初回のお礼連絡をする際に必ず自分のあだ名で「ありがとね!〇〇だよ!」のような始まりで連絡するようにしていました。すると面白がって、お客様はあだ名で呼んでくれるし、それが従業員にも広まって、気づけば知らない人にまで愛称が広まっているという状態を作り上げました。

自分を多くの人に認知させられるブランディングをできる人は強いです。

【お客様】望むものを適度に提供できる

望んでいるものを全て与えるのではなく、お店と自分にとって最も利益につながる形で提供できる力も必要です。
言って欲しいことを言って、やって欲しいことをやっているだけでは不思議と心は満たされないのです。

よく、ダメ男の方がモテたり、女性が依存してしまう、なんて聞いたことありませんか?
「手をかけるほど」相手は手放せなくなってしまうものです。

心理学理論・実験👇

理論・効果内容ホスト業への応用可能性
サンクコスト効果(Sunk Cost Effect)既に投資した時間・労力・お金を無駄にしたくない心理で、やめられない/手放しにくくなる傾向。お客様が「この店・このホストに時間やお金を使った」という意識を持つと、離れづらくなる可能性。
保有効果(Endowment Effect / 所有効果)自分が「所有している」ものに対して価値を高く感じ、手放したくないと思う傾向。「自分の担当客」「特定の時間をこのホストに使った」という感覚を持たせれば、距離を縮めさせる誘因になるかもしれません。
愛着理論幼少期からの“愛着スタイル”が、人間関係の構築や依存/距離感の取り方に影響を与えるとする心理学理論。安定型・不安型などのスタイルが、お客様との縁の強さ・情緒的なつながりの度合いに関わる可能性。

現場で見たリアル(体験談)

実際にホストクラブってどのような感じのところか気になりますよね。
ドラマや漫画でくらいしか目にすることはないですよね。
ここでは、僕が見てきたこと、やってきたことを書いていこうと思います。

僕が見た現場のリアル

実際に見てきて思うのは、学生の延長のような人たちと、本気の人たちが入り混じっている世界だと思います。実際に大学生や専門学生がアルバイトでやっているなんてことも少なくありません。
僕も最初は学生のアルバイトから始めました。

本気でやっている人と、遊び半分でやっている人はオーラが違うなと感じます。
【形ができあがっている】イメージです。

項目アルバイト感覚の人本気でやっている人
姿勢出勤すればいいと思っている出勤前から準備・一日の予定を立てている
目標今日1日をこなすだけ今月・半年・1年の売上目標を立てる
接客自分が楽しむこと優先お客様を楽しませることを最優先
学びそれっぽいことをするだけ成功している人から貪欲に学ぶ
生活習慣遅刻・欠勤が多い疲れていても、帰ってからの営業をおこたらない
結果一時的に売れても続かない安定して数字を積み重ねる

稼げない時代からNo.1までの道のり

実は完全に売れ始めたのは3店舗目からでした。
アルバイトとして点々とし、卒業をきっかけにレギュラーになり、本気で一番を目指そうと決意。

その頃から毎日ヘアメイクに入るようになり、スーツもそれなりの値段の物を買いました。
初回に着く際は、周りの人が手を抜くようなお客様でも全部取りに行き、根気強く繋げていった結果、大きな成果を生んでくれるようになる人も増えました。

一度売れてしまえば、箔もつき、余裕も出てきて、卓が被る(指名のお客様が複数来る)事が普通になってきます。
そうして、お客様もライバル心に火がついてどんどん売り上げは上がっていくという仕組みを構築しました。

離職率の高さ

お昼の世界ではあり得ないくらいに、人が辞めていきます。
入店した次の日には来ない人なんてのもざらにいます。自分の経験上、社会に溶け込めない人がホストに入店することが多く、そういう人は勤務態度も良くない傾向が。

退職の申し出がなく、いわゆる【飛ぶ】という状態も頻繁におきます。
そして、飛んだ人間が見つかれば、内容によってはトラブルになる場合もあります。

ホストがすぐ辞めてしまう主な理由👇

  • 想像以上に稼げず、生活が成り立たない
  • 遅刻や欠勤による罰金でマイナス給料になる
  • 酒が飲めず体調を崩す/健康を害する
  • 人間関係(先輩・同僚・お客様とのトラブル)
  • 精神的にきつく、メンタルが持たない
  • 夜型の生活リズムに馴染めない
  • 社会経験が少なく、仕事の責任感が続かない
  • ノルマやプレッシャーに耐えられない
  • 「思っていた華やかさ」と現実のギャップに挫折する

これからホストを目指す人へのアドバイス

ここまで読んでも「自分なら稼げる気がする」そんな野心に満ち溢れた人、僕は好きです。
自分という商品を、自信を持って提供できることが重要だ。
ここでは、僕がこれからホストを始めたいという人へのアドバイスを送ります。

稼ぎたいだけなら他の道もある

僕が知る限りただ稼ぐというだけなら、方法はいくらでもあります。夜の世界と呼ばれるグレーゾーンでなくても、起業や投資といった方法でもお金持ちになることはできます。
ホストで資金を貯めて独立する夢を持っているという人も少なくありません。

「楽して稼ぎたい」ということでしたら辞めておいた方がいいと思います。
そんな方法は世の中に存在しません。

カイ
カイ

ホストをしていたからこそ、他の職業では得られない経験やノウハウもあります。それが、昼のお仕事の糧になるとは限りませんが。

夢や理想だけでは続かない

「入店してすぐにお客様をつかんで大金を稼ぐ」そんな夢を見ていても現実はそうはいきません。
容姿が突出していない場合は、余計に接客スキルが重要。
最初のテーブルマナーの時点でつまづいて指名を狙うどころではありません。

ホストは目の前のテーブルに細かく気を配りながら接客しなくてはいけません。

  • アイスがなくなっていないか
  • 煙草を手にしたら火をつける
  • お酒が減っていたら足す
  • テーブルやグラスが濡れていたら拭く
  • トイレに行きたそうなら案内する

こういったことを気にしながら話せるようになるのが第一段階です。

稼ぐ仕組みを理解する

ただ漠然と「稼げるはず」という自信だけではなく、給料のシステムだったり、稼いでいる人はどうやって稼いでいるのかを知る必要があります。何も考えずに毎日馬鹿みたいに飲み続けて、毎日二日酔いなんてことをしていたら、心身ともに蝕まれてしまいます。

「どうやってシャンパンまで持っていくのか、高級ボトルを入れるタイミングは…」と常に疑問に思って観察した方が◎

指名本数でもバックがスライドするお店で働いていた時は、稼いでいる人は月の後半になってくると、売り上げを上げるべきか、売り上げを抑えて回数呼んだ方が得かなども考えながらお客様をコントロールしていました。

まとめ

最後に、ホストは夢のある仕事ですが、現実はもっとシビア。売れていない時期は、同年代で普通に働いている人よりも、ずっと収入が低い時期もあります。そこで稼げないまま心が折れてしまう人はそこで終わってしまいますし、稼げるようになる人は、そこから時間をかけて努力して這い上がってチャンスを掴みます。

常に考えて行動し続けている人でないと、チャンスが目の前にあることにすら気づけません。

僕が入店を決める時に重視するのは給料システムよりも働きやすい環境かです。合わない環境で、身動き取れずに結果が出せないくらいならば、多少給料が低くても動きやすい環境で売り上げた方が結果的に得をすると思います。

是非参考にしてみてください。

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