ホストの給料はバイト以下?稼げない現実と「辞めとけ」と言われる真実

シャンパンタワーと空の財布 ホストの稼ぎ方・成功術
  • ホストって若いうちから大金を稼いでいるイメージがあるけど本当なの?
  • 友人がホストをやっているのに超貧乏なんだけどなぜなの?
  • ホストで稼ぐ自信があるんだけど周りには「無理だ」と言われる

「自分はある程度モテるし、ホストやったら楽勝で稼げるんじゃないか?」そう思って中途半端に始めると痛い目を見ます。

僕は現在は引退しましたが、元ホストでNo.1も連続13回達成。
後に、1店舗の代表を務めた経験もありますが、売れない時代も長くかなり遠回りをしてきました。

そこでこの記事では、「給料を稼ぎたいけどホストクラブは信用していいのか?」という方へ、実際に僕が体験して、見てきた稼いでいる人・稼げない人の給料の現実を解説します。

この記事を読めば、ホストクラブで働く上で知っておくべき【お金のリアル】が全てわかります。

僕が12年間かけて見てきた世界の常識を凝縮しました。ホストクラブや【稼げる仕事】に興味がある人はぜひ最後まで読んでください。

ホストは本当に稼げるのか?【理想と現実】

理想と現実を表すイラスト

「ホストで大金を稼いでいるって聞くけど本当なの?」
最近では、Youtubeなどでもホストさんが活躍していて、大金を稼いでいるのを目にする機会も多くなりましたよね。

ここでは本当にホストは稼げるのかというところを解説していきます。

「夢のような高収入」と「稼げない現実」

結論、ホストで稼ぐことは可能です。しかし、現実的にはコンビニのアルバイトよりも時間を使って稼げていないという人が多数なのが事実です。売れている人は月100万円以上もコンスタントに稼いでいる人も居れば、売れていないホストはお金がないため毎日日払いをして、そのお金を

  • ヘアメイク
  • 食費
  • ギャンブル

に充て、月の給料はまた少なくなってしまう、という現実があります。

一度、売れていない、稼げない環境に慣れてしまうと麻痺して泥沼にはまっていく人をたくさん見てきました。

バイト感覚で入ると失敗する理由

「空いた時間で、女性と楽しく飲んで大金稼げたらいい」という感覚で始めるとなかなかうまくいきません。ホストにはレギュラーとアルバイトという勤務体系がありますが、本気でやっている人はレギュラーで毎日出勤している人がほとんどです。

僕も始めたころは学生だったので「学校行きながら週2くらいで大金稼いじゃうか」と甘い考えを持っていました。しかし、現実はそう甘くなく、一緒に入った同期が結果を残していく中鳴かず飛ばずで悔しい思いをしました。

ホストで本気で稼ごうと思うと24時間ホストでいられるバイタリティーが必要です。
勿論、天才的にカッコよかったり、トークが面白い人は営業時間だけで結果を出せる人も居ますが、僕のようなずば抜けた何かを持っていない人は努力を武器に戦うしかないので茨の道です。

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ホストは本当に稼げるのか?元No.1が語る「稼ぐ人」と「稼げない人」の違い

ホストの給料システムを徹底解説

【売上を上げれば稼げる】というのは聞いたことがあると思いますが、具体的にどんな給料システムなのか、気になりますよね?
ここではホストの給料システムについて解説していきます。

基本給はほぼゼロ?歩合制がメイン

僕が働いていた頃は基本給は一日5,000円というところが多かったです。
そこから売上に応じてバック率が変動する仕組みです。
例えば売上30万円までは、基本給のみで30万円を超えてから売上の10%がプラスされるといった仕組み。

稼げる人は、基本給ではなく売上バックで稼いでいることがほとんどです。

基本給と完全歩合制を自分で選択できるお店もありました👇

項目 最低保証(基本給) 歩合制(売上バック)
金額の目安 日給5,000円程度(固定) 売上の 30〜60%(店・売上額で変動)
稼ぎやすさ 売上がなくても少額は支給 売上がなければゼロの可能性
メリット 最低限の安心感/完全無収入を避けられる 売上次第で高収入が狙える/バック率アップ
デメリット 生活費には足りない水準/成長しづらい 稼げないと無収入のリスク大/プレッシャー高
向いている人 まずは試したい・バイト感覚で始めたい人 本気で稼ぎたい人/常に営業・努力を続けられる人

売上バックと指名料の仕組み

売上バックというのは、売り上げた額に応じて給料にプラスされる仕組みです。
指名料はだいたい2,000円~3,000円のところが多く、従業員に入るのはだいたい【1,000円くらい】が妥当でしょう。

売上バックは店舗によって異なりますが、僕が働いていた店では50万円を超えると折半(50%バック)になる仕組みでした。そこまでの細かい給料のスライドもあったのですが、微々たるもので記憶に残っていません。

指名料のバックについては、指名本数が10本超えると一本当たりのバックが1,100円にスライドするといったお店もあります。給料システムについては、お店によってピンキリなので、これから働く人は口コミや知り合いを通じての評判は意識してみた方がいいでしょう。

給与明細のリアル

給与明細には、売上、給料、指名本数、指名バックが記載され、そこから所得税や厚生費が引かれます。遅刻や欠勤をした場合は罰金が発生するので、それも記載されている。
普通の業界では罰金を引くのはご法度ですが、夜の世界は遅刻欠勤をする人が多いというのも事実でこういった慣習があります。

ちなみに給料は手渡しのところがほとんどです。

給与明細に記載される主な項目👇

  • 売上金額(当月の小計)
  • 基本給/最低保証(あれば)
  • 売上バック(歩合制の金額)
  • 指名本数
  • 指名料バック(本数×バック額)
  • 同伴料バック(ある店舗のみ)
  • 賞金・イベントボーナス(キャンペーンやNo.入り特典など)
  • 所得税の控除(約10%前後)
  • 厚生費・雑費(寮費、衣装代、ヘアメ代などが含まれることも)
  • 罰金(遅刻・欠勤・ノルマ未達成など)
  • 手取り額(支給額)

ホストの平均月収はいくら?【データと経験談】

「実際ホストってどれくらい稼げるの?」
売れている人と、全く売れていない人で相場は大きく違ってきます。
ここでは、ホストの平均月収について解説します。

経験者が語る【リアルな手取り】

レギュラー(毎日出勤)している人でも、最低保証だけでは手取りが10万円ほどになることが多いです。一日5,000円なら、20日出勤で10万円、25日出勤ならば12万5千円ですね。
この中からヘアメイクや生活費を出していかなければいけないので、家賃が払えず寮に入るというパターンも珍しくありません。

僕は寮に入ったことはありませんが、月3万円で水道光熱費込で、部屋は相部屋という環境でした。

項目金額(例)内容
最低保証の収入100,000円〜125,000円日給5,000円 × 出勤20〜25日
ヘアメイク代約20,000円毎日のセット代など
スーツ・衣装代約10,000円継続的に必要
飲食費(仕事関係)約15,000円お客様との同伴・アフターの持ち出し
寮費30,000円水道光熱費込み、相部屋が多い
雑費・罰金など約5,000円遅刻・欠勤罰金、雑費など
手元に残る額約20,000円〜40,000円実際に自由に使えるお金

新人ホストの月収相場

新人の場合、最初から爆発的に稼げるということはほとんどなく、その理想と現実のギャップから辞めていく人も少なくありません。実際は最低保証だけの生活になることがほとんどです。」
まれに最初から爆発的に稼ぐ人も居ますが多くの場合、その力を扱いきれず、大事なお客様も早期に離れていってしまう光景をよく目にします。

ホストも【下積みの時代】があるということです。

中堅・ナンバー入りホストの収入

中堅~ナンバー入りするホストは、売上50万円以上を上げていると仮定すると、少なからず20万円以上は月で稼いでいます。お店によりますが、だいたい売上の半分が給料になるので、100万円売上れば50万円が手取りになります。

この時の売上とは、

  • セット料金
  • 指名料
  • TAX(サービス料・消費税)

を抜いた小計で売上が決まります。

「辞めとけ」と言われる稼げないホストの特徴

稼げないホストの図解

どうして【稼げる人】と【稼げない人】がいるんだろう?と思いますよね。
稼げなかったり、危ないんじゃないか?そうした印象から、あまりおすすめされない職業でもあります。ここでは、辞めとけと言われる稼げないホストの特徴について解説します。

見た目やトークだけでは続かない

カッコいい見た目や、面白いトークだけではお客さんは長く指名してくれません。
見た目はあくまで入口にすぎません。カッコいいだけの人なら、世の中にいくらでもいます。
トークに関しても面白い話を聞くだけならテレビやYoutubeを見ていた方が手軽です。

僕の友人も見た目はカッコよくて、1日体験に行っても一人だけ一目置かれるような存在でしたが、長期的な目で見ると自分の時間を優先してしまったり、勤怠が悪くそのルックスのよさを活かしきれていませんでした。

お客さんはその場の空気感や、構築されていく関係性というものにお金を払っているんです。
相手の気持ちを汲み取れないといくら見た目が良くても稼ぐことに直結しないのでもったいないです。

精神的・金銭的リスクに弱い

ホストの仕事は稼げない時期は全く稼げないし、いろいろな人間と睡眠時間を削って接するので精神的に疲弊している人は多い。お客様も担当のホストのために寝ないで頑張っている子も多いので、その分ホストへのあたりも強くなる傾向があります。

そのような背景に思いを巡らせず、「自分が辛い」「嫌なことを言われた」と取り乱していては売れるホストには程遠いです。例え手元に余裕がなくても、プレゼントや身なりに投資できる人ほど売れていきます。

リスクの種類具体例影響
精神的リスク・稼げない時期が続くプレッシャー
・長時間労働や睡眠不足・お客様からの強い要求や依存
・職場内の人間関係トラブル
・メンタル不調、モチベーション低下
・突然の離職やドロップアウト
金銭的リスク・最低保証では生活が苦しい
・日払いをすぐ使ってしまう習慣
・ヘアメや衣装代など自己投資の負担
・遅刻や欠勤による罰金
・手元にお金が残らない
・ホストなのに恥ずかしい

バイト感覚では絶対に成功できない

バイト感覚で成功するのは、現実的にはほぼ不可能。僕も昔は学生をやりながらバイトでやっていましたが、レギュラーとバイトではチャンスの数が違うというのを実感しました。お客さんが突然来たいと思ったタイミングで出勤していないと離れていってしまいます。

【少ない時間で大金を稼げる】のが魅力だと思っていた頃が懐かしいです。
僕のようなタイプにとっては何よりも努力が必要な職業でした。

バイト感覚でやっている人の特徴👇

  • 出勤日数が少なく、レギュラー出勤を避ける
  • 「空いた時間で稼げればいい」と思っている
  • 営業LINEやアフターを面倒くさがる
  • ヘアメや衣装など自己投資を最小限にする
  • 売れている人を運が良かったと思っている
  • 指名客を長期的に育てようとしない
  • 飲み会や遊び感覚で働いている
  • 売上やバック率に無関心、数字管理をしない

稼げるホストになるためには?

成功する人と失敗する人のイラスト

「どうやったら稼げるようになるの?」これが皆さんが一番知りたいところですよね。
努力と頭の使い方、人間関係選びも、売れるためには大きく影響してきます。
ここではどうしたら売れるようになるかについて解説していきます。

成功する人と失敗する人の違い

成功する人は、上手くいかない時に原因を考えます。逆に、売れない人は「あいつはたまたまいいお客さんを捕まえただけだ」と考え、思考を放棄してしまうのです。

そのいいお客さんをつかむために、初回での接客も全力を出し、小まめな連絡やプライベートな時間を使っているかもしれません。売れている人が意識していることややり方を、素直に聞きに行ける人こそ売れていくんです。

項目成功する人失敗する人
考え方上手くいかない時に原因を分析する「たまたま良い客を捕まえただけ」と思考停止する
初回接客全力で取り組み、印象を残そうとする苦手な席は「次がある」と諦める
努力の姿勢小まめに連絡し、プライベートの時間も使う営業連絡や接客を面倒くさがる
学ぶ姿勢売れている人に素直にやり方を聞きに行くプライドが邪魔して真似・学びをしない
結果信頼を積み重ね、長期的に指名が続く一時的に売れても長続きしない

稼ぐために必要なスキル・マインド

稼ぐためには先のことを考えられる力と忍耐力が必要です。短期的に見てそんなに使ってくれないお客様だとしても、長期的には化ける可能性だってあります。
一人のお客様で回すのではなく、複数のお客様を組み合わせて金融的に言うとポートフォリオを作るようなイメージを持ってください。

月に何度も通ってくれるお客様もいれば、一度で派手に使うお客様もいます。
組み合わせながら、長期的に育てていく意識を持ってください。

カイ
カイ

補足として裏技的になるのですが、【売れている人】と仲良くするのが売れるためには最短の道のりです。

僕が思う“ホストに向いていない人”

【努力ができない人】これにつきると思います。
ホストを始める人の多くは、

  • バイトも続かない
  • 何かを頑張って結果を出したこともない
  • 内向的な人

こんな感じだから、長期的に見て頑張り続けるというのが苦手な人も多い。
確かにホストというと「一夜にして何百万も稼ぐ」というイメージがあるので、そのギャップに思っていたものと違うとなってしまうのも理解できます。

【継続は力なり】まさにこの言葉に尽きます。

【まとめ】ホストの給料事情と向き合うべき現実

これからホストを始めたいと思っているあなたへ伝えたいことは、「思ったよりも楽な仕事ではないよ」ということ。とはいえ、一度試しに始めてみるのもいいかもしれません。

ここでざっくり給料の仕組みをまとめると、【50万円以上の売上なら、その半分がおおよその給料になる】ということです。そこに、指名バックや同伴バックが付いてくるイメージです。

ホストが稼げないと言われている背景には、売れていないホストの方が圧倒的に多いため、周囲にはそうした人が目立つのです。
実際に長時間働いて、休みもほとんどなく、それでも食べることにも困っているとなると周りの人からみたら「何がしたいの?辞めた方がいいんじゃない?」と思われるでしょう。

それでも続けるのは、売れていない期間を乗り越えた先に【明るい未来】が待っていると知っているからです。

最近は規制も強化されて昔よりも稼ぐのは難しくなったのかもしれませんが、ホストで稼げるかは努力次第。続ける覚悟があるかどうかです。

ホストがどんな仕事をするのか知りたいという方は以下の記事を参考にしてください👇

【関連記事】ホストの仕事内容とは?実際に働いてみて良かったこと・大変だったことを公開

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